- 専門学校に行きたいがお金がない
- お金がなくても専門学校へ行く方法を知りたい
だれかいい方法を教えてくれないかな…
専門学校のお金問題…
悩みますよね..
分かります。
10年前の私もそんな気持ちでした。
専門学校の学費って、かなり高いんですよね…
年間100万円越えは当たり前で、入学金と合わせると130万円くらいします。
地方から引っ越して一人暮らしするなら、生活費も10万以上必要です。
100万円以上のお金なんて、そんなの用意できないよ…
お金がないから、専門学校は諦めよう…
私はそう思い専門学校には進学せず、就職と言う道を選びました。
しかし、そんな時代はもう終わりです!
2020年4月から施行された新制度。
『高等教育等の修学支援新制度』
この神制度を活用すれば、ほとんどの人が専門学校へ進学できます!
「え!?支援金ってこんなに貰えるの!?」
「それだけあったら専門学校に通えるかも!」
修学支援新制度を理解したら、間違いなくこんな気持ちになります。
この記事をきっかけに、修学支援新制度を知って頂けると幸いです。
私は専門学校に進学するお金がなく、4年ほど貯金して専門学校へ進学しました。
今はCGクリエイターとして無事に働けていますが、金銭面では割と苦労したのを覚えてます。
今回紹介する修学支援新制度は、そんな経済難に悩む人をサポートしてくれます。
ハッキリ言って、超絶神制度なんで、是非とも活用してください!
- 専門学校なら最大で年間160万円以上の支援が可能
- 年収400万程度の中流家庭まで支援対象
- 貸与型の奨学金も併用できる
- ほとんどのゲーム・CG系専門学校が新制度の対象校
以上が結論です。
支援額だけ見ても中々のチート性能だと思いますが、その対象範囲もかなり広大です。
借りるタイプの奨学金も一緒に使えるし、ほとんどのゲーム・CG系の専門学校が新制度の対象校に入ってます。
専門学校のお金問題は、もうこれで解決じゃないか?
そう思えるような最適解になってますので、ぜひともご活用ください。
それでは下の方で詳しく解説していきます。
修学支援新制度の説明【給付型の奨学金】
修学支援新制度は、大きく分けて2つの支援が受けられます。
- 支援①:入学金と授業料を減らせる。
- 支援②:”給付型奨学金”という名目で、国からの仕送りが貰える。
支援内容は以上の2つです。
順番に解説していきます。
支援①:入学金と授業料を減らせる
■入学金と授業料の減額
- 入学金の減額…7万円~28万円
- 授業料の減額…16万6,800円~70万円
減額は学校の種類によって変わりますが、入学金が最大28万円、授業料は70万円まで減額してくれます。
支援②:”給付型奨学金”という名目で、国からの仕送りが貰える
給付型奨学金の額(月額)
- 実家暮らし…1万7,500円~3万8,300円
- 1人暮らし…3万4,200円~7万5,800円
給付型奨学金の受給額は、『実家暮らしか1人暮らしか』で、受給額が変わります。
最大で毎月7万5,800円もらえるので、1人暮らしの生活費を補うことができますね!
いくらもらえる?修学支援新制度の支援額【私立大なら最大600万円越】
修学支援新制度の受給額は、大きく分けると次の3パターンで分かれます。
修学支援新制度の受給額パターン
- 大学or専門学校
- 国公立or私立
- 実家暮らしor1人暮らし
以上の3つです。
順番に解説します。
大学が受けられる支援額【659万8,400円】
■支援①:入学金と授業料の減額
▼国公立大学の場合
- 入学金…28万2,000円減額
- 授業料…年間53万5,800万円減額
▼私立大学の場合
- 入学金…26万円減額
- 授業料…年間70万円減額
■支援②:国からの仕送り(給付型奨学金)
▼国公立大学の場合
- 実家暮らし…29,200円
- 1人暮らし…66,700円
▼私立大学の場合
- 実家暮らし…38,300円
- 1人暮らし…75,800円
御覧の通り、4年間で支援される合計金額は約660万円です。
多摩美術大学の合計学費が4年間で687万なので、ほぼ相殺できるイメージです。
専門学校が受けられる支援額【315万9,200円】
ゲーム・CG系の専門学校は全部私立なんで、私立のみ解説します。
■支援①:入学金と授業料の減額
- 入学金…16万円減額
- 授業料…年間59万円減額
支援②:国からの仕送り(給付型奨学金)
- 実家暮らし…38,300円
- 1人暮らし…75,800円
2年間専門学校に通う場合、支援されるお金を合計すると、、、
入学金16万円+(授業料59万円×2年)+{(国からの仕送り75,800円×12カ月)×2年}
=315万9,200円
御覧の通り、2年間で支援される金額は300万円を超えてきます(笑)
驚異的な金額ですね…
HAL東京の2年制なら、合計学費が約300万なので相殺どころかお釣り来てます…
修学支援新制度の対象者【年収400万辺りまで】
■支援対象の一例
両親健在、あなた、高校生の兄弟1人の4人家族の場合
- 年収300万円以下なら満額受給
- 年収400万円以下なら、満額の2/3
- 年収460万円以下なら、満額の1/3
ざっくりですが、こんなイメージです。
仮に年収が500万円くらいあっても、家族構成の違いで支援の対象になる可能性があります。
(例.兄弟が多い、祖父母と暮らしてる等々…)
「もしかしたら支援の対象かも?」
そう思ったら必ず学校へ問い合わせてください。
修学支援新制度は貸与型奨学金とも併用可能
修学支援新制度は、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金と一緒に使うことができます。
日本学生支援機構(JASSO)?貸与型?
急に何言ってんのこいつ…
ってなりますよね…スイマセン。
支援されたお金で足りなかったら、不足分は借りて補うこともできるぜ!
貸与型の奨学金を簡単に説明すると、上記のようになります。
【奨学金のおさらい】給付型(修学支援新制度)と貸与型(JASSO)
- 給付型→もらえるタイプの奨学金(修学支援新制度)
- 貸与型→借りるタイプの奨学金(JASSO)
給付型はもらえるタイプの奨学金で、返済の義務はありません。
一方、貸与型は借りるタイプの奨学金で返済の義務があります。
修学支援新制度で免除しきれなかった学費を、貸与型の奨学金でカバーすることも出来ます。
例.)学費が130万円の専門学校なら、授業料が59万円支援されるので、、、
- 130万円ー59万円=71万円
- 71万/12カ月≒6万円
つまり、毎月6万円借りれば学費を補えます
利息が付かないタイプの奨学金(第2種)は、最大で毎月12万円借りれるので、生活費をカバーすることも可能です。
もはやバイトすることも、ご両親から仕送り受ける必要もありません(笑)
中々のチート性能ですね~…
【奨学金の注意点】貸与型は返さないとダメ【借金ですよ】
当たり前ですが、借りるタイプの奨学金は卒業後に返さないとダメです。
奨学金って名前ですけど、借金なんでね…
借りなくて済むなら借りない方がいいですよ。
返還の義務を理解した上で、借りるかどうか判断してください。
【おすすめ紹介】修学支援新制度が使える専門学校
修学支援新制度の対象校の中で、特におすすめな専門学校をピックアップしました。
■修学支援新制度が使えるゲーム・CG系専門学校
▼関東の専門学校
- HAL東京
- 日本工学院
- 日本電子専門学校
▼関西の専門学校
- HAL大阪
- 大阪AMG
- 神戸電子
以上の専門学校は修学支援新制度の対象校で、なお且つおすすめな学校です。
専門学校の高い学費も、修学支援新制度を使えば緩和できます。
この機会にぜひ一度、問い合わせてみてください!
まとめ:【お金が無くてもOK】新制度を活用して専門学校へ進学しよう!
- 最大で年間160万円以上の支援が可能
- 年収400万程度の中流家庭まで支援対象
- 貸与型の奨学金も併用できる
- ほとんどのゲーム・CG系専門学校が新制度の対象校
厚生労働省の調べによると、日本の世帯年収の中央値は420~430万円と言われてます。
そう考えると、進学希望者のほとんどは修学支援新制度の対象者ってことになります。
満額は受給できなくても、1/3、2/3は受給できるはずです。
そうなれば、自己負担を最小におさえ、専門学校への進学が可能になります。
”専門学校へ行くお金がない。だから夢を諦めるー”
このような考えは、もう時代遅れなのかもしれません。
新制度を活用して、あなたの夢の一歩、踏み出してみませんか?
私がおすすめするゲーム・CG系の専門学校はこちらの『【2年制ならココ】ゲーム系専門学校まとめ【オススメです】』を参考にしてください。