スクリプトファイルは、とりあえずここに置けばOKです。
- C:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\scripts
- C:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\{バージョン名}\scripts\scripts
- C:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\{バージョン名}\ja_JP\scripts\scripts
ユーザー名は自分の名前、バージョン名はMayaのバージョン名が入ります。
例)C:\Users\mitttsu\ドキュメント\maya\2022
スクリプトの配置場所なんてこだわりないです、って人は、↑のどれかに置いて下さい。
MELとPythonスクリプトを配置して実行してみる
- C:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\scripts
- C:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\{バージョン名}\scripts\scripts
- C:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\{バージョン名}\ja_JP\scripts\scripts
あらためて書きますが、スクリプトはとりあえず↑のパスに配置しておけば問題ないです。
当ブログで配信してるMELとPythonスクリプトで実践してみましょう。
今回はC:\Users\{ユーザー名}\Documents\maya\scriptsに配置する方法で実践してみます。
スクリプトをまだダウンロードしてない方は、↑からダウンロードしてください。
MELスクリプトを入れる場所と実行方法
▶KK_ControllerUI.mel
C:\Users\{ユーザー名}\ドキュメント\maya\scripts
▶iconsフォルダ直下にある画像
C:\Users\{ユーザー名}\ドキュメント\maya\{バージョン}\ja_JP\prefs\icons
スクリプトファイルとアイコン画像を上記のパスに配置します。
【MELスクリプトの実行方法】sourcで読み込みファイル名で実行
Mayaが起動してる場合は、スクリプトエディタのMELタブに、下記を入力して実行します。
source "C:/Users/{ユーザー名}/ドキュメント/maya/scripts/KK_ControllerUI.mel";
KK_ControllerUI;
これでスクリプトが立ち上がるハズです。
MELスクリプトの実行コマンドは、そのMELスクリプトのファイル名から拡張子を除いた名前です。
今回だったら、『KK_ControllerUI.mel』ってファイル名なので、KK_ControllerUI;が実行コマンドになります。
sourceコマンドの読み込みでエラーが出る場合は、Mayaを再起動させた後、『KK_ControllerUI』とスクリプトエディタに入力して実行してみましょう。
それでもエラーが出るなら、スクリプトの置き場所が間違ってるか、何かしらのスペルミスがあるか、セミコロンが抜けてるか、Mayaが不機嫌かのどれかです。
プログラムの実行にエラーは付き物なので、根気強く、細かく照らし合わせながら実践して下さい。
MELスクリプトをシェルフに登録する【中ボタンドラック】
無事にMELスクリプトが起動できたら、シェルフに登録していつでも使えるようにしましょう。
- コマンドラインにスクリプトのファイル名『KK_ControllerUI』を入力
- 左ドラックで全選択
- 中ボタンドラックでシェルフまで持っていき、
- 言語を『MEL』で登録します。
シェルフにマークが付いたら登録完了です。
そのボタンには『KK_ControllerUI』のMELスクリプトが割当てられてます。
シェルフのボタンを右クリック > 編集 でウィンドを開くと、『KK_ControllerUI』の文字が確認できるはずです。
Pythonスクリプトの配置と実行
MELスクリプトと同じく、C:\Users\{ユーザー名}\ドキュメント\maya\scriptsに配置します。
【Pythonスクリプトの実行方法】モジュールを読み込んで実行
#実行コマンド
from curves_memo import kmt_curves_memo_gui
kmt_curves_memo_gui.main()
スクリプトの配置が終わったら↑をスクリプトエディタのPythonタブから実行します。
無事に起動できましたかね?
起動できたら、例のごとくシェルフに登録していきましょう。
今回はスクリプトエディタから、全選択して中ボタンドラックで登録してます。
Pythonスクリプトの実行コマンドは、スクリプト(ツール)によって異なります。
なので
- 配布先のサイトを見るか、
- 付属のドキュメントやREADMEを読むか、
いずれかの方法で実行コマンドを探して下さい。
ほとんどのツール開発者は、実行コマンドを載せてツールを配布してるので、実行コマンドが見つけられないって事はないと思います。
以上が、MELとPythonスクリプトをダウンロードしてきて、Mayaで実行するまでの流れです。
この辺さえ押さえておけば、スクリプトの読み込みエラーに悩む頻度が減るかなーと思います。
良ければ参考にして下さい!
それでは良きスクリプトライフを!!