「ゲームクリエイターになりたくて、神戸電子を志望してるけど、実際どう?」
「神戸電子でゲームクリエイターになれるかなぁ…」
このような疑問を解決します
この記事を読めば、あなたが神戸電子に向いてるかどうかが分かります。
私は元ゲームクリエイターで、関西の大手ゲーム会社でCGデザイナーをしてました。
今はフリーのデザイナーとして活動してます。詳しくはこちら
私の過去の経験を踏まえて、神戸電子がどんな学校なのかを解説していきます。
■神戸電子の基本情報
- 目指せる職種…プログラマー、グラフィッカー、サウンドクリエイター
- 初年度の費用(入学金+学費)…132万円
- 年数…2年制/3年制/4年制
- 場所…兵庫(三宮)
■神戸電子がオススメな人
- プランナー以外の職種でゲームクリエイターを目指す人
- チーム制作より個人制作をメインにやりたい人
- ゲーム業界以外も視野に入れたい人
以上が神戸電子に向いてる人です。
あなたがもし当てはまっているなら、学校の資料を見ながら検討することをおすすめします。
下の方で理由を解説してますので、よかったら読み進めてください。
神戸電子の特徴
- プランナーを養成する学科は無い
- プログラマーを目指せる学科が3つある
- 個人制作が多く、チーム制作は少ない
- 入学時にノートPCが安く買える(CGデザイナー志望必見)
神戸電子でゲームクリエイターを目指すなら、ゲームの企画を考える『プランナー』の職種はあきらめた方がよいです。
他の専門学校ならプランナーを養成するためのコースが存在しますが、神戸電子にはそれがありません。
なので、神戸電子で目指せるゲームクリエイターの職種は、プログラマー、3DCGデザイナー、サウンドクリエイターのいずれかになります。
プランナー志望なら、別の学校がいいかもしれませんね
※プランナーについてはこちら
神戸電子でプログラマーを目指せる3学科
神戸電子にはプログラマーを目指せる学科が3つあります。
それぞれ2~4年制過程に分かれてます。
1,2年次は同じカリキュラムをこなし、3年、4年に上がるにつれてサーバーやネットワーク等の学習をするそうです。
プランナーを養成するコースが無い反面、プログラマーを養成するコースは充実してる印象です。
いち早く現場で働きたい人、じっくり学習したい人、それぞれのペースに合わせた学習プランが選べますね。
神戸電子は個人制作が多く、チーム制作が少ない
ゲームソフト分野はプログラマを養成する分野なので、複数の学生でチームを組んで作品を作ると、どの人がプログラマとして優れているのかが判断しにくくなります。
そこで、作品からその人の純粋な実力が判断できるよう、就職活動に向けて1人で作るのです。
出典:神戸電子ブログ『専門学校教員が教える「ゲームプログラマになるには」』
こちらは、神戸電子の教員らが執筆してるブログです。
こちらの文章からも分かるように、神戸電子は個人の力を重視する印象です。
そのためか、2年制の『ゲームソフト学科』ではチーム制作の機会は1回しかないようです。
3・4年制過程ならチーム制作があるとされてますが、明確な数が書かれてないので何とも言えません。
いずれにせよ神戸電子でチーム制作をやりたい人は、3・4制過程を選んだ方が良いかもしれません。
ブログが2016年なので、もしかしたら今は体制が変わってる可能性があります。
正しい情報を知りたい人は、神戸電子へ直接問い合わせてください。
神戸電子は入学時にノートPCが安く買える(CGデザイナー志望必見)
神戸電子では入学する際に、学科の特性に合ったノートPCを購入できます。
プログラマー志望の人にはあんまり関係ない話ですが、CGデザイナーを志望する学生なら必見です。
なぜなら、CG制作はハイスペックなPCじゃないと、思うように作業が出来ないからです。
しかしこのハイスペックなPCを、普通に買おうとすると結構高いです…
でも神戸電子で買えるノートPCは、40万円級のスペックが20万円以下で買えます。
プロの私が見ても問題ないスペックだと言えます
CGデザイナーを志望する人なら、検討の価値はありますね。
※PCスペックについてはこちら
神戸電子の学費
■ゲームソフト学科の場合
- 1年目…132万円
- 2年目…112万円
- 合計…246万円
※別途教材代がかかります。
学費だけで見たら、他の専門学校より若干安めです。
3・4年制過程ならば、2年目の学費がそのまま上乗せされるイメージです。
神戸電子の実績~卒業生の声~
株式会社スクウェア・エニックス
プログラマ
大西 進さん、後藤 択茉さん
(大西さん)プログラミングは一切経験がなかった自分でも、基礎から始めてプログラマに!
(後藤さん)「自分が創りたい世界」「見て美しいもの」をゲームで表現できるように、今後も技術を磨き続けます。
株式会社セガゲームス セガネットワークス カンパニー
ゲームプログラマ
張 啓超さん
中国出身/留学生
神戸電子でゲーム作りの楽しさを知りました
ゲーム作りの勉強をするために日本へ。
神戸電子では先生とマンツーマンで教わることもでき、基礎から応用まで学ぶことができました。
ここで真面目に学べば必ずゲーム業界への扉が開くと思います。
出典:神戸電子公式HP
他にも、レベルファイブ、ゲームフリーク、プラチナゲームズ等への輩出実績が公開されてます。
神戸電子はこんな人におすすめ
- プランナー以外の職種でゲームクリエイターを目指す人
- チーム制作より個人制作をメインにやりたい人
- ゲーム業界以外も視野に入れたい人
神戸電子はプランナーに関するコースが無いため、それ以外の職種(プログラマー、CGデザイナー、サウンドクリエイター)でゲームクリエイターを志望する人が向いてます。
特にプログラマーの養成に力を入れてる感じなので、プログラミングがしたい人におすすめです。
また個人制作を重視する学校なので、チーム制作に興味がない人もおすすめです。
そしてこれは、プログラマー以外の職種に関してですが、CGデザイナーやサウンドクリエイターは、ゲーム業界以外にも別の道が目指せます。
なので、ゲーム業界以外のエンタメ業界(アニメや映像)に興味がある人にもおすすめです。
逆に言えば、ガチでゲーム業界一本に絞ってる人には、あまりおすすめできません
神戸電子まとめ
- プランナーを養成する学科は無い
- プログラマーを目指せる学科が3つある
- 個人制作が多く、チーム制作は少ない
- 入学時にノートPCが安く買える(CGデザイナー志望必見)
神戸電子はプランナーの養成を無くし、プログラマーの養成を手厚くしてる学校と分析できます。
チームではなく個人の力を重視し、1人で戦えるクリエイターを育成する。
そのような印象をうけました。
プログラマーで個人の力を伸ばしたい人には、うってつけの学校かもしれません。
神戸電子が気になった人は、資料をとりよせて検討して見る事をおすすめします。
下のボタンから資料請求できますので、ご活用ください。