「ゲームクリエイターになりたくてHALを検討してるけど、実際どう?」
「ゲームクリエイターになれるのかな…」
このような悩みを解決します。
この記事を読めば、
「HALってそんな学校なんだ!」
となるはずです。
私は元ゲームクリエイターで、関西の大手ゲーム会社でCGデザイナーをしてました。
今はフリーのデザイナーとして活動してます。詳しくはこちら
私の過去の経験を踏まえて、HALがどんな学校なのかを解説していきます。
■HAL東京の基本情報
- 目指せる職種…プランナー、プログラマー、グラフィッカー、サウンドクリエイター
- 初年度の費用(入学金+学費)…167万円
- 年数…2年制・4年制
- 場所…新宿
■HAL東京がオススメな人
- 大手ゲーム会社志望の人
- 卒業までの学費、約600万円を払える人
とりあえず結論です。
上に当てはまってるなら、HALを検討する価値はあります。
HAL(4年制)でゲームクリエイターを目指せる学科
- ゲームデザインコース(グラフィッカー)
- ゲーム企画コース(プランナー)
- ゲーム制作コース(プログラマー)
- CG映像コース(グラフィッカー)
- アニメ・イラストコース(グラフィッカー)
- ミュージック学科(サウンドクリエイター)
HAL東京では、『ゲームプランナー』、『ゲームグラフィッカー』、『ゲームプログラマー』、『サウンドクリエイター』のゲームクリエイターが目指せます。
アニメ・イラストコースは、ゲームグラフィッカーとちょっと離れた分野ですが、『グラフィッカー』の中で、『アニメーター』の職種を目指すことが可能と考えます。
また、Nintendo Switchやニンテンドー3DSなどの開発機材を用意し、プロ同様の制作環境でゲーム開発ができるそうです。
HAL(4年制)の特徴
- 幅広いジャンルからゲームクリエイターが目指せる
- コンテスト実績がすごい
- 企業とのパイプが太い
HAL東京は他の専門学校より、ゲームクリエイターをめざせる学科数が多い事が特徴です。
3つあるゲーム系の学科に加えて、アニメやCG系の学科でもゲームクリエイターを目指せます。
そして4年制という長い学習時間なので、習得できるスキルの多さも魅力的です。
コンテスト実績がすごい
HALはコンテストの獲得実績が多いのも特徴です。
2020年のコンテスト実績を見ても、すでに多くの賞を獲得してる事が分かります。
■2020年直近のコンテスト結果
- 日本ゲーム大賞2019:大賞
- 『ゲームアイデアコンテスト2019』:グランプリ
- 福岡のGFFアワード:最優秀賞
- 第17回全国理美容学校「kawaii」選手権大会』:最優秀賞
- 2019アジアデジタルアート大賞展FUKUOK:優秀賞
ゲーム系コンテストでだけで、多くの賞を獲得してる事が分かります。
しかも大賞やグランプリなど、だいたいのコンテストで1位を獲得してるのもすごいですね。
ゲーム系のコンテストだけに留まらず、イラストやグラフィックと言ったデザイン系のコンテストでも、優秀な成績を獲得してます。
ゲーム大賞では過去8回も大賞とってるんだって!
企業とのパイプが太い
HALは、生徒と企業が連携して作品をつくる『産学直結ケーススタディ』というカリキュラムが存在します。
これは企業と学生がタッグを組み、制作をしていくものです。
■過去の連携企業
- DMM GAMES
- 株式会社コアエッジ
- 株式会社ディー・オー
作ったゲームをプロが評価したり、学生のキャラクターデザインがゲームに採用されたり、ゲーム音楽を学生が作ったりしたそうです。
他の学科ではアーティストのMVを作ったり、ジャケットデザインをしたり、CMを作ったり、webサービスを作ったり等々…
このように企業と連携して、何かを作れる学校はそう多くないと思います。
企業と一緒に作品つくれるって羨ましいですね!
HAL(4年制)の学費
- 入学金30万円
- 学費137万円
- 初年度合計167万円
HALの学費は、他の専門学校と比較しても高い方です。
4年間でかかる総額は、30万+(137万円×4年)=578万円になります。
学費面をクリアできるなら、検討の余地アリです。
HAL(4年制)の実績
内定先:株式会社カプコン
職種:アニメーター
アニメ・イラスト学科青木 起平 2020年3月卒業予定
大学生の時、就活でゲーム業界の選考に落ち、再進学を決めました。
通常授業以外にも専門科目や他学科の授業を受けられたので、幅広い知識が身につき、大きな強みになりました。
内定先:株式会社カプコン
職種:ゲームプログラマー
ゲーム4年制学科 ゲーム制作コース坪井 精広 2020年3月卒業予定
第1志望の企業に内定をいただき、本当にうれしいです。
1ヵ月間のインターンシップでは、プロの現場を肌で感じ、技術面・精神面で大きく成長できたと思います。
同企業の内定者
他38名
出典:HAL公式HP
2019年度の内定者情報です。
インタビューされてるのは2名ですが、『同企業の内定者:他38名』と記載されてます。
ひとつの学校から、カプコンへ38人も輩出してる学校はHALくらいじゃないでしょうか。
他にも妖怪ウォッチでお馴染みの『レベルファイブ』や、ダークソウルの開発をしてる『フロムソフトウェア』等の有名企業への実績も見れます。
”就職ならHAL”という言葉は、あながち間違ってないかもしれません。
HAL(4年制)にオススメな人
■HALにオススメな人
- 大手ゲーム会社志望の人
- 卒業までの学費、約600万円を払える人
HALは有名企業への輩出や、企業と連携したカリキュラムがあるなど、魅力的な学校に思えます。
ただ一点だけ。
他の専門学校と比較し、学費が高いというのも事実です。
同じ関西の『神戸電子』は初年度学費132万円なので、その差は35万円です。
この学費問題をクリアできる人、そして大手ゲーム会社でゲームクリエイターになりたい人。
そんな人は、HALへの入学を検討しても良いかもしれません。
HALまとめ
■HALまとめ
- 幅広いジャンルからゲームクリエイターが目指せる
- コンテスト実績がすごい
- 企業とのパイプが太い
- 学費は高い
以上がHALのまとめになります。
ゲーム系3学科にグラフィック系2学科、そしてサウンド1学科。
幅広いジャンルでゲームクリエイターを目指せて、優秀なコンテストの実績と大手企業との太いパイプ。
魅力的な反面、学費の高さがネックになる学校です。
もちろん入学したからと言って、努力なしにゲームクリエイターにはなれません。
しかし、この環境で努力できる人は、将来ゲームクリエイターになれるかもしれません。
HALが気になる人は、オンライン説明会で話を聞くのもアリです。
説明会はちょっと…という人は資料を見てから検討してもいいと思います。