「ゲームクリエイターになりたいけど、スキルの身に付け方が分からない」
「どんな方法で習得したらいいの?」
このような疑問を解決します。
この記事を読めば、
「なるほど!スキルってそうやって身に付ければいいのか!」
という気持ちになります。
私は元ゲームクリエイターで、関西の大手ゲーム会社でCGデザイナーをしてました。
今はフリーのデザイナーとして活動してます。詳しくはこちら
私の経験を元に、ゲームクリエイターになるためのスキルを、どうやって習得したかを解説していきます。
■スキル習得方法まとめ
- 専門学校へ行く
- 大学へ行く
- 独学で頑張る
結論は以上になります。
私は専門学校出身なので、専門学校について詳しく解説してます。
興味があれば読み進めて下さい。
■ゲームクリエイターが分からない人は、こちらからどうぞ
■オススメの専門学校が知りたい方は、こちらからどうぞ
ゲームクリエイターになるためのスキル ①専門学校へ行く
ゲームクリエイターのスキル習得方法1つ目は、専門学校を活用する事です。
私自身がそうだったように、専門学校卒のゲームクリエイターは普通にいます。
上の画像は『デジタルコンテンツ協会』が調査したアンケート(平成21年調べ)ですが、ゲームクリエイターの約3割は専門学校卒という結果になってます。
私の同期や先輩/後輩も専門卒は多かったよ
ちょっとデータが古いので今は多少異なると思いますが、私の肌感覚から言わせても、おおむね間違ってないと思います。
でも、専門学校って何か不安だな…
種類も多いし、就職できるかも分からないし…
このような気持ちになるのも、理解できます。
私も高校時代に進路を悩んでるときは、まったく同じ気持ちでした。
ここからは、この専門学校に対する不安について、深堀りしていきます。
高校時代に私が不安だった事/知りたかった事を、実体験を交えて解説していきます。
専門学校でゲームクリエイターに就職できるのか?
まずは一番の不安材料。
”専門学校でゲームクリエイターになれるのか”という点です。
これは実体験や、上の資料でも調査結果があるように、
『専門学校でもゲームクリエイターになれます』
これに関しては自信をもって断言できます。
しかし、確実にゲームクリエイターになれるのか?
そう聞かれると、ハッキリとこう答えます。
「確実になれるわけでは無い」と…。
悲しいですが、これが現実です。
私の同級生も、半分は業界外へ行ったと思います…
専門学校へ入学しても、スキルを習得する努力をしなければ、クリエイターにはなれません。
どうか専門学校に期待し過ぎず、自分で夢を掴む努力をしてください。
最後に頼れるのは、自分だけです。
専門学校は2年と4年があるが、どっちでもゲームクリエイターになれるのか?
専門学校は2年か4年、どっちがいいのか。
結論は、どっちでもゲームクリエイターになれます。
私の周りにも2年制卒の人はいました
2年制は学習時間が短い分、安い学費で学ぶ事ができます。
反対に、4年制は学習時間が長い分、学費は高くなります。
私は4年制の専門学校を出てますが、時間が長かったおかげで、余裕をもって学習できました。
なので、短期集中でスキルを身に付ける自信があれば、2年制でも良いと思います。
しかし、私のように余裕をもって学習したいならば、4年制をオススメします。
ゲームクリエイターになるための専門学校選び
では、どんな専門学校に行けばゲームクリエイターになれるのか。
■専門学校を選ぶポイント
- 専門学校の実績
- 在校生の質
- 講師の信頼性
私が思う、専門学校を選ぶ基準です。
定番ではありますが、専門学校の実績はやはり重要です。
しかも、直近の実績を『生徒の顔写真付き+内定先企業』で開示してる学校は安心できます。
専門学校によっては、内定先の企業名だけだったり、古い内定者情報しかなかったりします。
実績に自信があれば、ちゃんと公開してるはずです
また体験入学などを利用して、その専門学校の在校生や講師の質を判断してました。
この辺は直感の部分が大きいですが、この学校は合わないな、そう思ったら別の学校を検討した方がいいです。
自分の夢がかかってるので、この辺の学校選びは妥協しない事をオススメします。
専門学校の資料請求を一括で済ませる方法
専門学校を調べてたら、気になる学校が複数出てくると思います。
当時の私は1件1件、その学校へ資料請求してました。
今思えばかなり面倒な事をしてたと思います(笑)
しかし、今はスタディサプリ進路と言うサービスがあります。
これは学校の資料をまとめて請求できるだけでなく、多くの学校の情報が掲載されてます。
ネットの情報だけでは、判断できない事が多いです。
あなたの夢のために、学校選びには時間を使いましょう。
資料請求は無料なので、気になる学校は片っ端から資料請求する事をオススメします。
ゲームクリエイターになるためのスキル ②大学へ行く
ゲームクリエイターには、大学進学という選択肢もあります。
冒頭でも紹介した資料では、ゲームクリエイターの4割が大卒と言う調査結果があります。
そして上の画像は、その大学の種類を調査したものです。
この資料によると、プロデューサー、プログラマー、プランナーは『理・工系』が多く、ディレクター、グラフィッカーは『芸術、表現系』の出身が多いとされてます。
私はグラフィッカーなので、同期や先輩には芸大や美大出身の人もいました。
有名なアートディレクターとかは『多摩美術大学』や『武蔵野美術』と言った、大手芸大出身と言うのも聞いた事があります。
同期のプログラマーには『電気通信大学』と言った、工学系出身の人が多くいました。
以上の事から、大学へ進学してもゲームクリエイターになる事は可能と言えます。
ゲームクリエイターになるためのスキル ③独学で頑張る
最後は、スキルを独学で身に付ける方法です。
ど、独学でゲームクリエイターになれるの?
スキルが身に付けばよいので、理論上は可能です。
今はネットを活用して、スキルを習得する環境があります。
プログラマーなら『侍エンジニア』、『TechAcademy』といったプログラミングスクールを活用する方法もあります。
これらのプログラミングスクールなら、オンラインでの受講が可能なので、自分のタイミングで学習する事ができます。
また、グラフィッカーなら『Udemy』や『アニメーションエイド』と言った動画教材やオンラインスクールもあります。
市販の技術書や、ネット記事、YouTubeで学習する事も可能です。
ただ、仲間と一緒にゲーム開発はできませんし、分からない事をすぐに聞くこともできません。
そういった環境でも耐えられるなら、独学で頑張ってみるものアリかもしれません。
ゲームクリエイターになるためのスキル【習得方法まとめ】
■スキル習得方法まとめ
- 専門学校へ行く
- 大学へ行く
- 独学で頑張る
以上の3つがゲームクリエイターになるための、スキルを身に付ける方法です。
学校へ行くのは、あくまでも手段です。
学校へ行ったからと言って、確実にゲームクリエイターになれるわけではありません。
しかし学校へ行けば、あなたの夢を実現できる可能性は、わずかに高くなるかもしれません。
そこで努力し、ゲームクリエイターになれるかは、あなた次第です。
下の記事で、私が調べたゲームクリエイター向けの専門学校を紹介してます。
興味があったらご一読ください。