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【AfterEffects】チュートリアル日記【備忘録002】

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本日のチュートリアル

成果物

https://youtu.be/pmZWzclIi3Q

https://youtu.be/x5VOUp0gbI4

https://youtu.be/pUTIwErdm_Y

サイバーマップ

フラクタルノイズ、ルミナンスキー、CC Ball Action、グローを組み合わせて作成。

地図がじんわり出てくる表現は目からウロコだった。

フラクタルノイズでじんわり出現

地図素材を適当に落としてきて、塗りで二値化。

平面レイヤにフラクタルノイズ。コントラストをガン上げ。

明るさにキーを打ち、黒→白のアニメーションを付ける。

地図素材の上に先ほどのフラクタルノイズをかけたレイヤを乗せ、ルミナンスキーにする。

こうする事で、じんわり出現する表現が出来る。

二つのレイヤを複製、複製した方の色を変更し出現時間をズラせば、”色が変わりながらじんわり出現する”と言った表現が出来る。

CC Ball Actionでサイバー感

地図素材を別コンポに読み込み、CC Ball Action、グローを適用。ネオンの光を放った地図が出来上がる。

CC Ball Actionとグローは、こういったSFモニター系によく使われると感じる。

エフェクト適用前後。

グローをかける際の注意点

白100%や黒100%みたいな単色ではなくて、白に少し色を乗せる(黄色や青とか)

そうしないとキレイに光ってくれない

若干黄色を入れたほうが、グローがより際立つ。

ちなみに光モノを入れる時は、描画モードをスクリーンか加算で乗せた方がよい。

テキストはZ軸をばらす

こんな感じで奥行きを持たせて配置。カメラの動きを付けた際に立体感が生まれて、迫力あるアニメーションになる。

アニメーションプリセットが見当たらない場合

エフェクトパネルで右クリ。『アニメーションプリセットを表示』で出てくる。

毎回、上のメニューからいってたんでこれから楽になる。

Mochaを使って効率良くぼかしをかける

トラックとマスクでお馴染みMochaちゃん。

今回こいつを活用してマスクをかけていく

Mochaで取ったマスクをAeに読み込む

 

Mochaでトラッキング取ったらAeに読み込む。

『Create AE Masks』のボタンを押せばマスクが適用される。

注意

Ae側のマスクを使いたい場合は、Mochaの『Apply Matte』のチェックは外す。じゃないと、Mochaのマスクが優先されて、Aeのマスクが適用されない現象が起こる。

高速ボックスブラーでぼかし

マスクを読み込んだら、ぼかせるエフェクトで適当にぼかす。

高速ボックスブラーの方が、軽くていいらしいです。

アイアンマン風HUD

メインは前半の顔面トラッキング。中盤のUI作りは個人の好みでやって良いと思う。

マスクをトラッキング

顔面のマスクを切って、それをトラッキング。

トラッカーの『顔のトラッキング(詳細な造作)』にチェックをいれ、トラッキング開始。

 

トラッキングが取れたらこんな感じで、顔のパーツごとに項目が表れる。

すげーの一言。

回転を識別させる

ここまででトラッキングは終わってるだが、今のままじゃ平面的な動きしかトラック出来ない。

なので、顔の回転に合わせて、レイヤが回転するように設定していく。

顔が正面を向いてるフレームで、トラッカーの『休息の姿勢を設定』を押す。

すると、『顔をの測定値を抽出してコピー』が押せるようになるので、クリック。

エフェクトパネルに『顔の測定』と言う項目が追加される。これで顔の回転値が算出できた。

Nullを設定し、UIを乗せる土台を作る

難しいのでまずは手順紹介

  • 鼻、ひたいにそれぞれNullを作成。ここでは「nose」、「headCenter」とする。
  • headCenterはひたい付近に配置。Z軸方向に奥へ動かす。(上から見たときの、鼻とひたいの位置関係を表してる)
  • noseの『位置』を『顔のトラックポイント.鼻の頭』にピックウィップで紐づける。
  • noseの『Z回転』を『顔の方向.方向Z』にピックウィップで紐づける。
  • noseの『方向』をエクスプレッション.『Vector Math>lookAt(fromPoint,atPoint)』を適用(いったんエラーになるが焦らずに)
  • エクスプレッションの構文(↓の文を入力)
  • lookAt(transform.position,thisComp.layer(“headCenter”).transform.position)
  • fromPointの箇所は『noseの位置』、atPointの箇所は『headCenterの位置』を表している
※Nullの名前が違ってたら、エクスプレッション内の名前も変えないとエラーになる。
Nullの配置例(Topから見た図)
lookAtはここにある

 

設定完了

これを設定すると、noseのNullが常にひたいの方向を向いてるイメージ。

後はUIを別コンプで作って、それを読み込んで、noseと親子関係を結べばいいだけ。

UIは個人の好みで好きなデザインを入れればいい。

 

今回はもう力尽きたので、UIは手を抜いた。本当はもっと動かしたり、情報詰めたりしたかったが、時間切れ。

所感

フラクタルノイズのじんわり出現は、いろんな場面で使えそう(トランジションとか)。

グローかける時は、真っ白ではなく若干色見を付ける。

HUD、サイバーマップ、共にZ軸にずらすってのをやってる。そうする事で、奥行きを持たせ、迫力のある画にしてる。まぁせっかく3軸使えるんだし、そこはもっと意識していこう(元3Dアニメーター)。

サクッとマスク取りたいときは、やはりMochaちゃんがイイね。

顔面トラックの精度の高さにビックリ。Aeってここまで出来るんだね。FaceRigを思い出した。このトラック方法さえ覚えていたら、顔面に色んな遊びを施せるね!

 

作例から、チュートリアル手順を逆算出来るようになってきてる。

が、まだ知識不足が否めない。まだまだ”点”を打つ作業が必要。いつか”線”になるその日まで…

 

ABOUT ME
みっつ
CGアニメーター/リガー テクニカルアーティスト(TA)目指して精進中です 都内でゲーム作ってます。