こんにちわ兼業クリエイターのみっつです。
今回は美術系マンガで最近話題になってる『ブルーピリオド』の1巻を読んだので、感想を書いていきます。
ブルーピリオドのあらすじを一言で説明すると、
男子高校生が美大を目指す
ってお話です。
ブルーピリオドは『マンガ大賞2020』で1位に選ばれた作品で、2021年10月にはアニメ化も決まってます。
調べてみると、
『マンガ大賞2019』では3位、『次に来るマンガ大賞2018年』で15位に入ってました。
連載開始が2017年の6月らしいので、スタート当初から話題だったことが分かりますね!
読むと分かりますが、このマンガ、メチャクチャ面白いです!!!!
もうね、胸アツってか、目頭が熱くなりますよ(笑)
特に、絵とかデザインかじってる人なら共感できる部分も多いので、より楽しめると思います!!
私は専門学校でデッサンとかやってたんで、
「あ〜分かるわ〜」
って、懐かしみながら読んでました(笑)
鉛筆の芯を削ってるくだりとか、マジで主人公と同じこと思ってましたもんね。
「えッ!?芯長くない!?」って(笑)
今回はそんなブルーピリオドの、あらすじとお気に入りの場面を紹介していきます。
ネタバレも含みますので、何も知りたくない!って人はこちらの『eBookJapan』から1巻を読んで下さい。
今なら無料で読めるので、この機会を逃さない方がいいですよ〜
ネタバレ注意!!
ネタバレ注意!!
ネタバレ注意!!
【ネタバレ注意】ブルーピリオド1巻の収録話【あらすじ】
- 一筆目:【絵を描く悦びに目覚めてみた】
- 二筆目:【有意義な時間】
- 三筆目:【全然焼けてねえ】
- 四筆目:【マジ神じゃない】
ブルーピリオドの1巻は主人公、山口八虎(やとら)が絵に興味を持ち始め、美術予備校の冬期講習を受ける部分までが載ってます。
時期で言うと、高校2年生の6月〜同年の12月頃ですかね。
【ネタバレ注意】ブルーピリオド1巻でお気に入り場面
ブルーピリオドは、心を揺さぶる場面がめっちゃあるんですよ。
その中でも私が特に気に入ってる場面を紹介します。
【二筆目】八虎が美術部入部を決める瞬間【有意義な時間】
「絵って趣味じゃだめですか?」
美大に行ってどうする?
絵で食べていける保証も無いのに、なぜみんな美大に行く?
美大に行きたい自分、でも、今さら絵の道を目指しても…
だけどもし、ほんの僅かでも望みがあるなら…
本心と建前の板挟みの中、美術部顧問の佐伯先生に答えを求める八虎。
そんな八虎に、佐伯先生は微笑みながら語りかける―
「『好きなことは趣味でいい―』
これは大人の発想だと思いますよ。
「好きなことに、人生の一番大きなウェイトを置くのって、普通のことじゃないでしょうか?」
その言葉で揺らぐ八虎。
あるのか?
1%でも、可能性があるのか?
だったら…
目指してもいいのか?
今からでも…
「美大って、
俺、入れると思います・・・? 」
目線も定まらないほど、不安げな表情で八虎が聞く。
「分かりません!
でも、好きなことをする努力家はね、最強なんですよ!」
八虎の不安を吹き飛ばす、爽快な返事。
その言葉を聞いた八虎は、強く目を閉じた後、決心する―
「俺っ!
明日、入部届持ってきます」
東京藝術大学の入学試験まで、
・
・
・
いや〜〜〜〜〜
シビれますね!!!
八虎を通して、世間一般の声を代弁させる。
その声を先生が論破し、美大に行くメリットを伝える。
でも最後は理屈じゃなくて、
『自分が好きな事をやりなさい』
っていう、感情論で訴えてくる感じ…
たまらなく好きですね〜
ムリだと笑うやつを笑え!
アーティスト、デザイナー、クリエイター…
こういう職業を目指した時、周囲の人ってたいてい、
「才能が〜」とか、
「成功するのは一握り〜」、とか言って拒絶する傾向にありません?
私がゲーム業界のCG屋を目指した時なんて、親は否定してきましたよ。
まぁ無視したんですけど(笑)
やったこと無いのに否定してくる人いるけど、無視でいいんですよあんな人たち。
そういう、
世間の否定的な言葉や考えに悩んでる人がいたら、ぜひ読んで欲しいです。
特にデザイナーやクリエイターと呼ばれる、モノづくりを目指す全員にこのやり取りを読んで頂きたいッ!
いつから始めてもいいんだよ!
今からでも遅くないよ!!
って感じで、
迷ってる自分の背中を押してくれるはずです。
そして八虎のように、第一歩を踏み出す勇気が貰えると思います!
【ネタバレ注意】ブルーピリオド1巻の感想
- 物語の展開が早くテンポが良い
- 名言のオンパレード
- 美大受験ってハンパじゃない
以上がブルーピリオド1巻を読んだ感想です。
1巻で高校2年生の下半期を描いてるんで、物語はテンポよく展開していきます。
名言やな〜って感じる言葉も多く、心揺さぶるシーンが目白押しです。
そしてやっぱり、美大受験ってハンパじゃないですね…
私もこちらの『【倍率7倍!?】美大の入試難易度高すぎ【予備校必須】』で書いてますが、作中では東京藝術大学の入試倍率について触れてるシーンがあります。
それを読んで改めて、
「美大の倍率って、エグいな…」
って思いました。
それと同時に、先輩や同期の美大卒の方へ、再度リスペクトを感じました。
美大生や美大卒の人は、本当に凄いと思います!
夢を追う若人には勇気を与え、
現役クリエイターは懐かしさを感じる。
どの立場の人が読んでも絶対に後悔しない作品だと思います!
今なら『eBookJapan』で1巻が無料公開されてます!
この機会にぜひ1巻だけでも読んでみて下さい!