CGデザイナーになりたいけど、
大学か専門学校、どっちに行けばいいんだろう…
こう言った悩みを解決いたします。
■記事の内容
- 大学と専門学校のメリット/デメリット
- 大学と専門学校の学費
- 学校選びのポイント
- 学校での過ごし方
- 記事を読み終えた後の行動
私は専門学校を卒業し
今はゲーム会社で
CGデザイナーとして働いています。
私の経験から大学と専門学校の
メリット/デメリットを
解説していきます。
結論→行きたい学校に行けばいい
さっそく結論ですが
どこでもいいと思います。
おいおい何の解決にもなって無いじゃねーかよ
と思う方もいると思いますが
割と本当だと思います。
ぶっちゃけ
学校に行っても遊ぶ人は遊びます。
その結果
就職出来ない人もいます。
しかし
学校に行かなくても
自分で作品をつくって企業に自薦し
就職する人もいます。
大事なのは
どこに行くかではなく
行った先で何をするかです。
学校はあくまでも手段の1つである
と言う事を念頭において記事を読んでほしいです。
【大学/専門学校】メリット/デメリット
大学
メリット
- 自由にカリキュラムが選べる
- 自由な時間が多い
- 広く学べる
デメリット
- 専門的なスキルが身につけにくい
- お金がかかる
大学は専門学校と違い
カリキュラムが決まっていない
と言う特徴があります。
つまり自分が学びたい分野を自由に選べる
と言う事になります。
ただ、学べる分野が広い反面
より専門的なスキルを身につけようとしたとき
講師から学べる範囲に限界がある
と言ったデメリットがあります。
もちろん優秀な講師が大学にいれば良いのですが
より専門的なスキルを学ぶ
と言った観点からだと
現場上がりの講師が多い傾向にある
専門学校の方が良いでしょう。
こんな人は大学がおすすめ
- まだやりたい事が不明
- ただ何となくCG界隈に興味がある
ざっくりとCG業界や
それをとりまく
映像やデザイン業界に興味があるが
これと言ったものは決まっていない
そういう方は大学に進学して、
CGと言った限られた分野だけでなく
広くクリエイティブ業界を学び
やりたい事を見つけていく
といった選択をしても良いと思います。
逆に
やる事が決まっている
CGのみを学びたい!
そう言った方には大学はおすすめしません。
専門学校
メリット
- 専門的なスキルが身に付きやすい
- 価値観が合う人が多い
デメリット
- カリキュラムが決まっている
- お金がかかる
前述しましたが、
専門学校は
現場で働いていた元プロ(または現役)
の方が講師をやっている場合が多いので
より専門的なスキルや
制作現場の生の声が聞ける
と言ったメリットがあります。
ただカリキュラムが決まっているため
自分に不必要なカリキュラムがあった場合は
時間を拘束される
と言ったデメリットがあります。
こんな人は専門学校がおすすめ
- CGのみを学びたい!
- 絶対にCGデザイナーになる!
- 他の仕事なんて考えられない!
このように
やりたい事がはっきりと決まっている方は
専門学校に進学して
CGのスキルを身につけてください。
逆に
中途半端な気持ちで専門学校に進学すると
自分の興味の無い分野を延々とやらされる事に
なるかもしれません。
そうなっては高い学費が無駄になります。
CGで食っていく!
こう言った覚悟が
現段階で出来ないようであれば
専門学校に行く事はおすすめしません。
【大学/専門学校】学費比較
- 大学…120万円~190万円
- 専門学校…100万円~160万円
参考程度ですが
上の学費は年間に掛かる学費の価格帯です。
大学の学費
大学は上位ランクの芸大(武蔵野美術大学等)
になってくると年間で190万円(2年目以降は160万円)
ほど掛かります。
4年通うとなると
トータルで670万になります。
専門学校の学費
専門学校は学校によって1年制~4年制と
就学期間が分かれます。
2年制過程であれば
トータル300万円程に抑えられるケースもあります。
学校はタダじゃない
どちらに行くにしても
かなりお金がかかる事がわかります。
学校はタダではありません。
奨学金を利用するにしてもそれは
言い替えれば借金です。
しっかりとした覚悟をもって
進学の道を選択してください。
【大学/専門学校】徹底的に調べる
- 気になる学校は即資料請求
- 体験入学をして雰囲気を確かめる
- 在学中の生徒を確かめる
学校選びでは上の3つのポイントを念頭に置き
気になる学校を徹底的に調べましょう。
学校選びのポイントはこちらの
「学校選びのポイント」で解説しております。
よろしければ参考にしてください。
【大学/専門学校】過ごし方
- 有益な仲間を見つける
- スキルを身につける事に集中
- 制作しまくる
- 講師と環境を利用する
- バイトはするな
学校生活では上の5つを念頭において過ごしましょう。
学校での過ごし方はこちらの
「学校の過ごし方」で解説しております。
よろしければ参考にしてください。
【大学/専門学校】今後の行動
- 自分のしたい事を今一度ふり返る
- 学校の資料請求、情報集め
この記事を読み終えたら
自分が何を作りどんな事を表現したいか
それを今一度ふり返り
それが実現できそうな学校を探しましょう!
【大学/専門学校】まとめ
- 大学→やりたい事が明確じゃない人
- 専門学校→やりたい事明確に決まっている人
- 学校はタダじゃない
- 進学は手段の1つ
以上の4つが今回のまとめになります。
必ず就職できる保証はない
わたしが通っていた
専門学校の同級生の話ですが
クラスのうち、半分の生徒が
専門スキルを身につける事が出来ずに
一般企業に入って行きました。
学校に入っても
入った先で努力をしなければ意味がない
私は専門職に就けなかった生徒らを見て
そう感じました。
入学はゴールではありません。
あらたなスタートラインです。
進学した先でスキルを身につけられるかは
あなた次第です。
まわりの誘惑に負けず
夢に向かって頑張ってください!