CGデザイナーになりたいけど
どんな学校にいけばわからない…
どんな基準で学校を選べばいいの?
このような疑問にお答えします。
■記事の内容
- 学費は高い
- 在校生のスキルは要チェック
- 学校の場所やマシンも要チェック
- 学校の実績紹介は参考程度にする
私は専門学校を卒業し
今はゲーム会社の
CGデザイナーとして働いています。
私の経験から学校を選ぶ際の
ポイントを解説していきます。
4つのポイントで見る学校選び
- 学校の学費
- 学生のスキル
- 学校のマシン環境/場所
- 学校の実績
基本的に上の
4つのポイントを押さえれば
問題ありません。
学校の学費
- 初年度の学費
- 2年目以降の学費
- 免除制度はないか
まずはお金です。
学校はタダではありません。
学費例
初年度 | 2年目以降 | |
武蔵野美術大学 | 190万円 | 160万円 |
HAL(専門学校) | 153万円 | 125万円 |
※学科やコースによって差があります
上の表は知名度のある
大学と専門学校を例に学費を比較しています。
初年度は2年目以降の学費に加えて
入学金が発生します。
4年間の試算
- 武蔵野美術大学…約670万円
- HAL…約550万
学費だけで500万円以上かかる事がわかります。
決して安くはありません。
よく検討したうで
進学を選択してください。
免除制度
- 武蔵野美術大学…兄弟が在籍していたら入学金免除
- HAL…優秀な生徒に対して卒業年次に50万円を支給
といったものがあります。
このような免除制度を活用して
負担を軽くする方法もあります。
学校の生徒のスキル
在校生の作品からスキルを確認しましょう。
その学校にいる生徒は
未来の自分の姿かもしれません。
在校生の姿から
自分の学校生活をイメージしましょう。
体験入学/オープンキャンパスを利用
在校生の実力を
直接見る事が出来るチャンスです。
もし
作品のレベルが低いor作品が無い場合は
入学を再検討した方が良いかもしれません。
もちろん
たまたま声をかけた生徒が
良くなかった場合もあります。
ですので
なるべく複数の生徒に
見せてもらうのがベストです。
在校生のSNSを見る
在校生自身がSNSで
作品をあげている場合があります。
そう言った作品を見て
レベルを計るのもおすすめです。
学校のマシン環境/場所
学校の環境を確認していきましょう。
マシン環境
- PCの環境
- CGソフトの充実具合
入学してからの
創作活動に大きく影響してきます。
低スペックなマシンしか置いていない学校を
選ばないように注意してください。
PCスペックの判断基準
- CPU…6コア/6スレッドくらい
- メモリ…8GBくらい
- モニター…2枚あればよい
学生ならこれくらいあれば
問題ないと思います。
詳しくは
を参考にしてください。
CGソフトの充実具合
- maya
- 3dsMax
上の2つはCGソフトを代表するものです。
多くの企業で
mayaや3dsMaxが使われています。
他にもCGソフトはありますが
最低この2つが用意されているか
確認してください。
学校の場所
- 実家から通えるか
- 1人暮らしの必要があるか
学校の場所によっては実家を離れ
1人暮らしをする必要があります。
1人暮らしの場合は
その出費も計算に入れて
学校生活が送れるかを考えましょう。
学校の実績
- 今までの就職輩出先はどこか
- 昨年の就職率はどうか
実績に関しては参考程度で構いませんが
まったく実績が無い学校は
それはそれで問題ありです。
ある程度有名企業に輩出実績があるのなら
その学校は検討の価値ありだと思います。
あくまでも参考程度です。
鵜呑みにしてはいけません。
学校選びのポイントまとめ
- 学費は高い
- 在校生のスキルは要チェック
- 学校の場所やマシンも要チェック
- 学校の実績紹介は参考程度にする
以上の4つが今回のまとめです。
学校選びは見るものが多く
判断が難しいと思います。
この記事があなたの学校選びに
少しでも役に立ってくれたらうれしいです。
学校を生かすのはあなた次第
いかがでしたか?
学校は1つの手段であり
学校の環境を利用して
作品をつくるのはあなた自身です。
学校は多くの仲間が集まりますが
その反面、誘惑があるのも事実です。
同じ志を持った仲間と過ごし
悔いのない学生生活を送ってください。