こんにちわ、兼業クリエイターのみっつです。
本日は新コーナー、『フリーランスに会いに行く』と題しまして、ゲーム・CG業界でフリーランスとして働く人、働いていた経歴のある方の話を聞いて、フリーランスクリエイターの実態を探っていこいうというインタビュー企画を実施しました。
記念すべき第一回は、私の元同僚のキャラクターモデラー、もりもーさんに話を伺いました!
もりもーさんの作品はこんな感じです。
どれもめちゃくちゃクオリティ高いですね!
※版権の都合上、薄っすらボカシてます。
今回はそんなもりもーさんの、
- フリーランスになった経緯
- フリーランスの仕事のとり方
- フリーランスモデラーの単価や最高月収
- フリーランス時代の時間の過ごし方
- これからフリーランスを目指す方へのアドバイス
等々…
めちゃくちゃ参考になる話を聞いてきました。
これからフリーランスモデラーとして独立を考える方や、CG業界に興味あるなーって人の参考になると幸いです!
もりもーさんの自己紹介と経歴
本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
まずは軽く自己紹介からお願いします。
はじめまして!もりもーと申します!
現在は某CGプロダクションでキャラクターモデラーとして働いてます。
僕はCG系の専門学校を出て、2015年の4月に新卒としてゲーム会社に入りました。
そこから2年程で独立し、フリーランスで色々な案件を回った後に、再び、新卒で入った会社に就職し、そこを辞めて今の会社に勤めてます。
なのでフリーランスでやってた期間は、3年くらいですかね。
なるほど。
では早速フリーランス事情についてお聞きしたいと思いますが、そもそもなぜフリーランスになろうと思ったのでしょうか?
一番の理由は、、、社会不適合者だったからなんですよねw
朝起きるのが苦手過ぎて、当時勤めてた会社は10時出社だったんですけど、だんだん起きれなくなり、挙句の果てには軽い鬱状態っぽい感じになって、会社に行けなくなりました。
社会不適合者wそれは中々な理由ですねw
でも確かに、朝が苦手な人にとって、決められた時間に出社ってのは、地獄でしか無いですよね…
会社に行けなくなってからはどうしたんですか?
その時、休職って手もあったのですが、当時の僕はそれを考える余裕さえない状態でして…
そして上司と相談して、
「こういうのは一度、会社から完全に離れたほうが良い」
って事になって会社を辞めました。
なるほど、そこから体調を回復させて現場に復帰したと思うのですが、会社員ではなく、フリーランスとして復職されたのはどんな理由だったのでしょか?
現場に戻る際、このまま会社員に戻って、また決められた時間に出社するってなると、同じことを繰り返すんじゃないか?って思いました。
そこで思い切って次の現場では、ある程度自由がきくフリーランスとしてやっていこうと決意しました。
なるほど。
とは言え、2年程の業務経験で独立されたみたいですが、結構早めですよね?
若くして独立出来た要因って何かあるのでしょうか?
僕の場合は、それなりにスキルがあったからですかね。
新卒で入ったプロジェクトで、毎日残業は当たり前、23時帰宅みたいな生活をしていましたw
23時帰宅wwwこれは相当、黒に近いグレーですねw
2015年当時と言えば、まだ働き方改革前で、会社に寝泊まりしてた時期があったとかなかったとか…
って話は耳にしたことがありますが、、、
その時代をくぐり抜けたタイプですねw
そうですねw
今で言ったら、新人が3〜5年くらいかけて習得するところを、ギュギュギューーーーーーーっと圧縮して、1年くらいに詰め込んだ感じですね。
そんなふうにやってたらメキメキと実力がついて、独立してもやっていけるんじゃね?ってレベルに達してたと自負してます。
なるほど、具体的にはどんなプロジェクトで、どんなスキルが身に付いたんでしょうか?
新卒で入ったプロジェクトがリアル調なグラフィックのゲームで、PBRをベースにしたモデリング/ルックデブを作ってました。
2015年、2016年くらいの時期って、PBRの概念でモデリングを出来た人ってそんなに多くなかった印象でしたね。
テクスチャはサブスタンスで作っていたので、その辺のスキルもだいぶ先駆けてたと思います。
そういうスキルの獲得もあったので、フリーのモデラーとして独立してもやっていけました
なるほどー
最近はゲームエンジンの進化でPBRは主流になってきてますが、2015年当時では、結構先駆け的なスキルだったんですね!
フリーランスとして最初のお仕事は先輩からの紹介
スキルがあったとしても、駆け出しのフリーランスは仕事をとるのが大変と聞きます。
最初のお仕事はどのようにして獲得されたのでしょうか?
僕の場合は、専門学校の先輩から仕事を紹介してもらいました。
C先輩っていうんですけど、学生時代からも常にトップを走ってる人で、その人とFacebookで繋がってたんですよね。
その方も当時はフリーランスで働いてるって話を聞いてたので、とりあえず連絡してみたら、運良くお仕事を頂けました。
なるほど、専門学校時代のツテをたどって、お仕事を獲得されたんですね!
人脈を作るって観点だと、専門学校や大学への進学はメリットのある話ですね。
本当にそうですね。フリーランスをやってて思ったのは、スキルと同じくらい人脈も大事です。
なので、節目節目での挨拶はちゃんとするようにしてます。
例えば、最近だったらお正月の新年の挨拶とかですよね。ぶっちゃけ、めっちゃ面倒なんですけどやってますww
新年の挨拶とかって、やることにデメリットないじゃないですか。そこからお仕事につながる事もありますし、やはり挨拶は大事です。
おっしゃる通りですね。
こうやってインタビュー出来てるのも、もりもーさんから新年の挨拶LINEが届いたことがきっかけですからねw
確かにw
美味しいステーキ、ごちそうさまですw
フリーランスモデラーの単価【40万円~80万円】
フリーランスと会社員で明確に違うのが、お金事情だと思うのですが、、、
ぶっちゃけフリーランス時代はどれくらいの単価でお仕事してましたか?
毎月の単価で言うと、最低が40万で、最高が80万くらいでした。
フリーランスになって初めてやった仕事が、プロップ(小物)を作る仕事だったんですけど、アイテム一個作って4万円とかでしたw
「え、フリーランスの単価やばw」って正直思いましたよw
アイテム一個で4万円w
それは中々美味しい仕事でしたねw
フリーランスのモデラーは結構単価良くて、毎月20万くらい貯金出来てた時期もありました。
ほとんどのフリーランスモデラーが、もりもーさんくらいの単価でお仕事受けてるんでしょうか?
それは結構人によると思いますね。
僕の場合はエージェントを通さずに、社長さんとかと直でやり取りしてますので、交渉もしやすい環境だったと思います。
「うちで仕事してくれないか?」って感じの声を掛けられる人だったら、高単価でお仕事が出来ると思いますが、エージェント経由で受注するスタイルだと、(高単価は)結構難しいかもですね。
なるほど、一概にフリーランスだからといって、高単価でお仕事が出来るってわけじゃないんですね。
そうですね。
やはり声をかけてもらえるくらいの人材にならないと、厳しいかもですね。
そのためには、モデラーとしての基礎知識だったり、他の人よりも高い目標設定は必要かと思います。
なるほど。その点もりもーさんは割りといい感じでお仕事が受注出来てたと思うんですけど、逆に、フリーランス時代でお金に苦労したことはありましたか?
最初の案件を受注した時期ですかね。
会社を辞めて最初のお仕事をもらうまで、2ヶ月くらいかかったのかな。
その間は貯金を食いつぶしてやってたんですけど、いよいよお金がなくなってきて…
最終的には2,500円くらいしかなくなってw
貯金2,500円w
いくとこまでいきましたねw
そこからどうしたんですか??
そこから日本郵政金融公庫ってとこに相談にいって、60万円くらい融資して頂けました。
その時には先程話した先輩からお仕事がもらえてる状態で、報酬がもらえるのは確定してたんですよね。
なので結構すんなり融資してもらえました。
金利も全然高くないので、駆け出しフリーランスにはおすすめな制度です。
なるほど、貯金2500円からでも、案外なんとかなるもんなんですねw
なりますw全然何とかなりますよw
フリーランス時代の時間の使い方【メリハリが大事】
フリーランスって時間に自由な印象がありますが、実際どうでした?
最初はグダグダのダメダメでしたw
案件によりますが、フリーランスだとリモートで働けるのが結構あって、それに慣れてないせいか、生活習慣は乱れてましたね。
2017年当時はフルリモートで働いてる人があんまりいなかったので、どう過ごしていいかもわからずでした…
例えば、月曜の朝にチェックがある現場だったら、平日の5日間は寝てて、土日にガッ!!て作業、そして月曜のチェックが終わったらまた燃え尽きて寝る…みたいなw
平日ずっと寝てるってw
ただのダメ人間じゃないですかw
まさしくそんな感じでしたw
ですがオフィス出社の案件、いわゆる常駐スタイルの案件に入った時は、生活リズムが整いましたね。
平日の日中に業務を始めて、19時~20時頃に終わり、帰宅。
休日はCG制作の事を完全に忘れて遊びに行く。
そういう、いわゆる、『THE会社員』みたな時間感覚で過ごしてました。
なるほど、オフィスに出社(常駐)することで、仕事とプライベートの切り替えがハッキリしてたんですね。
そうですね。時間のメリハリは大事だと思います。
結局フリーランスとはいえ、昼夜逆転みたいに、生活リズムが崩壊するのは良くないですよ。
そうですよね。
私の勤務先もフリーランスの方たくさんいますけど、皆さん日中に働いてます。
やっぱりそうなりますよね。
フリーランスとは言え、チームで働いてる以上、最低限の協調性は必要なのかと思います。
フリーランスを経て会社員に戻った理由【完全燃焼】
フリーランスで3年程活動されてて、2020年の10月にゲーム会社にモデラーとして就職してますが、これはどのような経緯でしょうか?
この時にやってた案件に深く関わりたかったからですね。
ロボットゲームの案件で、デザインとかルックデブとか、そういう部分から関わりたいと思い、一旦就職しました。
なるほど
2020年と言うと、コロナが流行りだした時期でしたが、そういうのも関係してますか?
結構関係してますね。
コロナが流行ったことで、リモートワークが普通になりました。
コロナ前って、普通のゲーム会社がリモートワークを取り入れるって、考えられなかったんですよね。
それが今は普通に出来るようになってますよね。そうなると、朝に無理矢理起きて眠い中通勤しなくても良いわけですよ。
会社員でもフルリモートで働ける環境になったのも、会社員に戻った理由の1つですかね。
時代が追いついたってやつですね。
そうですね、クリエイターが働きやすい環境が整ってきてます。
あとは、フリーランス時代に創りたいものを創り切った、ってのも大きいですね。
新卒でモデラーとして就職した時に掲げた目標があって、デフォルメされたキャラクター、リアルなキャラクター、モンスター、ロボット、っていう、キャラクターにカテゴライズされる全てのジャンルを創ろう!って決めてました。
それが全部叶って、やりたい事を一通りやり終えた感じですね。
なるほど、やりたい事をやりきったフリーランス時代。思い残すことはないって事ですね。
そうなると、もりもーさんの今後の展望が気になります。
今年から30代に突入してると思うんですけど、どんな30代を過ごしたいとかありますか?
今はひたすら、ハイエンドのモデルを作る事ですね。
特にこれといった明確な目標はないんですけど、とにかくハイエンドモデルを作っていきます(笑)
今も次のモデルを鋭意制作中ですので、乞うご期待下さい!
それは楽しみですね!!
お待ちしてます!
フリーランスを目指す20代前半の若者へ
もりもーさんは比較的若い年齢で独立し、上手くお仕事が出来てた印象です。
もりもーさんと同じように、若くしてフリーランスになろうとしてる人に向けて、何かアドバイスはありますか?
アドバイス、、、そうですね…
やはり、スゴイ人の腰巾着になることですかね。
僕は新人時代にめちゃくちゃスキルの高い先輩の横で仕事してて、たくさんの事を学びました。
フリーランスで独立した時も、学生時代から飛び抜けてた人との繋がりで、お仕事が頂けました。
そういうスゴイ人たちのそばにいて、スキルだったり処世術だったりを学ぶことが、独立の第一歩かと思います。
なるほど、ここでも人との繫がりが重要って事ですね
そうなりますね。
あとは、そういった先輩方から可愛がられる事も大事ですね。
分からない事があったら素直に聞いて、アドバイスを取り入れるとか。おっちゃん世代の人と話が出来るように、映画とかアニメを見ておくとか。
そうやってコミュケーションを重ねることで、人の懐に入る感じですねw
なるほど、業界のトレンドを知り、会話の引き出しを増やしておくのも必須ですね。
あとは、いきなりフルリモートで働くのはおすすめしないです。
先に話しましたが、独立していきなりフルリモートになると、慣れない環境のせいか、生活習慣が乱れます。
なので最初はオフィスに出社する、常駐タイプの案件が良いと思います。
そこで仕事に慣れて、一緒に働くスタッフさんとの人間関係が作れたら、リモートに切り替えるとか。
2023年の今なら出社とリモートをあわせたハイブリット型の企業もありますので、そういう環境選びも大切ですね。
なるほど、一見するとフルリモートの方が時間効率とか上がって良いんじゃないの?って思いますが、フルリモートはそれなりにリスクもあるってことなんですね。
そうですね。特に若いうちから独立したいって人なら、なおさらですね。
スゴイ人の腰巾着になるって意味でも、最初は常駐タイプがおすすめです。
なるほど、案件選びも重要ってことですね。
とはいえ、若くてコネクションが少ないうちは、その案件を選ぶ事さえ難しいと思います。
こういった人脈がない人が案件を獲得するには、どのような方法がありますか?
確かに、コネがない状態での案件受注は難しいですね…
そういった場合は、フリーランスエージェントみたいな人材紹介会社を使うのもアリですね。
実際、僕が働いてた現場でも『レバテック』のようなフリーランスエージェントを通して参画されてる方は、結構いました。
なるほど。
人脈が無いうちはエージェントを使い案件を受注し、とりあえず現場に入る。そして参画した現場で人脈を広げ、ゆくゆくは直接やり取りをする、って流れが良さそうですね。
そうですね。使えるものは何でも使った方が良いですよ。
あと、一人でフルリモートは寂しいので、何かペットとか飼った方が良いですねw
やはり孤独なフルリモートって寂しいですかw?
寂しいですねw
僕は今彼女とハムスターと一緒に住んでます。
ハムスターいいですよー、手間かからないんでw
ハムスターですかw参考にさせて頂きますw
あとは、貯金ですね。
ある程度はあったほうがいいですし、残高2,500円はやめた方がいいですねw
貯金は大事ですね。
一般的には生活費の半年分くらいあったらOKって話を聞きますので、それくらいは欲しいですね。
これからCG業界を目指す人に向けてアドバイス
では最後になりますが、
これからCG業界を目指す学生さんや若者に向けて、何かアドバイスお願いします。
そうですね、、、
まだCGに触れたことない人は、とにかく手を動かしましょう!
今はBlenderのようなスゴイCGソフトが無料で使えますので、とにかく何か作ってみて下さい。
そして目標は具体的に。
このモデルを1ヶ月以内に仕上げるぞ!みたいな。
あと、Twitterとかでスゴイ人がいますけど、そんな人達はフォローしなくていいですよw
凄い人達と比べて、「あぁ自分はまだまだだな、、、」って落ち込むだけなんで。
心が折れる材料なんて、わざわざ自分から集めなくてもいいですよ。情報収集くらいならいいんですけどね。
フォローするなら、自分より下の人を見て、「こうなっちゃダメだな」っていう反面教師にするくらいが丁度いいです。
あとは、ポートフォリオですね。
学生さんのポートフォリオを見る機会があるのですが、中途半端なクオリティで載せてる人がいます。
例えば、モデリングだけでテクスチャや質感までやれてないとか。
あぁいうのは、正直マイナスですね。
完成度60%の作品を10個並べるより、100%のクオリティを1個載せるのをおすすめします。
なるほど、、、
とにかく手を動かし、凄い人達はチラ見程度で終わらせ、100%の作品を作り込む、と。
いやー貴重なお話、ありがとうございました!!
これからのもりもーさんのご活躍を楽しみにしてます!!
こちらこそありがとうございました!
普段は喋らないことまで色々話せて、楽しかったです!
もりもー氏のインタビューを終えて思った事【挨拶は大事】
今回はCG業界でキャラクターモデラーとして働く、もりもーさんにインタビューしてみました。
業界歴2年半程で独立した、若手フリーランスモデラーのもりもー氏でしたが、彼を支えたのは周囲のスゴイ人達と確固たるモデリングスキルだと思いました。
新卒で配属されたプロジェクトを誠心誠意こなし、他の人よりも圧縮した時間を過ごすことで、若手とは思えないくらい成長できた。
そして過去にお世話になった先輩との繫がりを大事にしていた結果、独立して間もないながらも、お仕事を受注できるに至った。
人脈とスキル、両方持ち合わせていたからこそ、若いうちの独立が成功したと分析できます。
もりもーさんの特徴から分析するフリーランスに向いてる人
- 朝が苦手、決まった時間に起きれない
- めっちゃ働いてスキルを身に付けた
- スゴイ人の太鼓持ちになれる
ざっと思いつくのは上記のような特徴でしょうかね。
このような人は若いうちからフリーランスで独立し、コンスタントにお仕事を頂けると思います。
逆に言えば、社会に適合できるが、スキルは並程度で、人脈もないって人は、独立は厳しいですね。
(まぁ、過去の私がそうだったんですけどね…)
スキルがなければ、今はひたすら自己研鑽する時期かと思います。
人脈がない人が案件を受注する方法【エージェントを使う】
スキルには自信あるぜ!!!
だけど、仕事を紹介してくれる人がいないよ…
こんな人はフリーランスエージェントを使うと良いかもですね。
もりもーさんも言ってましたが、フリーランスエージェント経由で仕事を受注してる人は結構います。(というか、むしろこっちの方が多い気がしますね)
私の現場でもエージェントを使ってる人は多く、中でも『レバテッククリエイター』経由の人は多く見かけます。
私も過去にレバテッククリエイターを使い開発現場に戻りました。フリーランスと派遣の2つのアプローチでお仕事を斡旋してくれるの、業界歴浅い人でも割りと案件に参画できます。
詳しくはこちらの『レバテッククリエイターを使ってみた感想【評判通りの良いサービス】』を参考にして下さい。
もりもーさんの話から分析するフリーランスモデラーの単価【40万円〜80万円】
もりもーさんの体験では最低単価が40万円で最高が約80万円とのことでした。
これはレバテッククリエイターのマイページでも確認出来ることですが、40万円~約80万円は間違ってないです。
↑の画像は私のマイページの画面なんですけど、レバテッククリエイターに登録したらこんな感じで単価の相場が見えたりします。
ざっとモデラー案件を探してみましたが、『~55万円』、『~75万円』みたな感じがたくさんありますね。
実際、私が業界2年目くらいの時に、フリーランス(業務委託)で案件のオファーを受けた時は月単価44万円でした。
詳しくはこちらの『レバテッククリエイターに登録したら月単価44万円のオファーが貰えた話』を参考にして下さい。
私はもりもーさんと職種もスキルセットも違うので、一概に参考にはなりませんが、業界歴2〜3年目の若手でも、月単価40万円くらいはあるって事ですよ。
もちろん、ここから税金と社会保険料が引かれるので、丸々40万円が手元に来るわけじゃないですが、その辺の中小企業でクリエイターやってるよりかはマシだと思います。
フリーランスでフルリモート可能な案件の割合【45%】
もりもーさんの話では、2023年だとフルリモート可能な会社も多いとの事でした。
レバテッククリエイターのマイページによると、モデラー案件は100件あり、フルリモート可能な会社は45%とあります。
一部リモート可能な案件が28%なので、その合計割合は73%。
つまり、ほとんどの案件でリモート可能って事です。
こんなご時世でもうちの会社は出社なんだよね…
こんな人はフリーランス案件を覗いてみるのもいいかもですね。
\たった3分で登録!!/
【挨拶大事】フリーランス・会社員どっちにも共通する大切なこと【面倒を積み重ねる】
今回もりもーさんのインタビューをしてみて、めちゃくちゃ心に刺さったことがあります。それは、挨拶って大事だなーって事です。
今回のインタビュー企画ですが、以前から構想はありました。
ですが、これといって具体的な話は思いつかず、なんとなく「やれたらいいなー」くらいの温度感でした。
それが、2023年の正月に、朝起きたらもりもーさんからLINEが届いてるわけですよ。
「!?もりもーさんから新年の挨拶来てるやん!」って飛び起きましたねw
そこから色々とやり取りして、インタビューを受けてくれる事になりました。
インタビュー中にもりもーさんも仰ってましたが、正月の挨拶LINE送るのって、ちょっと面倒だと思うんですよね。
だけどその面倒以上に、得られるものがあるのかなーと思いました。
もりもーさん、ってか多くの駆け出しフリーランスの場合は、それがお仕事の受注だったりするわけです。
挨拶するだけだったら全くデメリットはないし、それが仕事に繋がるんだったら、わりとコスパの良い手段ですよね。
まぁもちろん、そんな打算だけで挨拶はするもんじゃないかもですが、少々の下心があってもいいじゃないですか?
にんげんだもの by みっつを…
それに、連絡もらうと嬉しいものです(笑)
私はもりもーさんから挨拶されて、すげー嬉しかったですし、うまい飯食べながら話を聞きたいなーとも思いました。
そう考えると、
挨拶って、大事だなー
って思わざるを得ないですよね〜
仕事やチャンスってのは人が運んできてくれます。
これからフリーランスになろうとしてる方、フリーランスに興味がある方。
スキルを身につけるのは大前提ではありますが、それと同じくらい、人との繫がりを大事にしてみてはどうでしょうか?
私も全然未熟で、挨拶なんてめんどくせー、って思う人間です…
だけど、そういう『面倒を積み重ねられる人』が結局生き残るって事なのかもしれないですね。
先人のフリーランサーはそうやって生き残ってるわけですし。
私もその生き様、見習います!!
もりもーさん、今回はインタビューにご協力頂き、ありがとうございました!!